経済

“眞子さま結婚報道”にみる、美智子さま流「メディア操作」 小室さん報道との共通点も

文/佐藤公子

いつの時代も注目を集める皇族方の結婚報道

現在、秋篠宮家の長女眞子さまとの結婚延期状態が続いている小室圭さん。ワイドショーや週刊誌等のメディアでは、執筆論文の専門誌への掲載など、留学中の成果が大々的に報じられているものの、いまだ多くの国民から信用を得るには至っていないのが現状のようだ。

2017年9月に婚約内定の会見を行って以来、国民の注目を集め続けているお二人だが、こうしたことは特別ではなく、過去にも皇族方のご結婚は多くの国民の注目を集め、そして賛否両論の議論を巻き起こしてきた。美智子さまは初の平民出身ということで良くも悪くも注目を集めた。そして実は、眞子さまの両親である秋篠宮殿下と紀子さまの時も同様である。秋篠宮殿下(当時は礼宮文仁親王殿下と呼ばれていた)のご結婚相手の候補として紀子さまの存在がメディアや国民に知られた際にも賛否両論様々な反応があった。

おふたりは秋篠宮殿下が結成されたサークル・自然文化研究会での活動を通じて親しい関係となり、その後、秋篠宮殿下が「私と一緒になってくれませんか?」とプロポーズされ。紀子さまは、突然の求婚に驚かれ「よく考えさせていただけませんか」と返答されたそうだが、後に結婚を承諾され、1989年9月に婚約が内定した。

この頃の日本はバブル崩壊直前で、ジュリアナブームの真っ只中であったが、そんな時代に紀子さまの清楚で可憐な姿を見た多くの国民は、「まだ日本にこのような女性がいるのか!」と一様に魅了され、空前の紀子さまブームが巻き起こった。

しかし、それと同時に週刊誌やテレビなどのメディアはお二方の結婚に関して「昭和天皇の喪中なのに婚約を強行した」と批判的に伝えてもいたのだ。しかし後になって報道を冷静に読み直すと、紀子さまをめぐり秋篠宮殿下には“恋仇”がおり(しかも同級生)、「はやくプロポーズしなくては取られてしまう」という焦燥感があったようだ(松崎敏弥『紀子さまの優しい微笑み』フローラル出版)。

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朝日新聞記者と懇意の関係となった紀子さま

メディアによるお二方へのバッシングは「喪中結婚」の問題にとどまらず、「結婚できないのなら皇室を離れます。紀子を連れていってイギリスで一緒に暮らす」といった秋篠宮殿下のご発言を報じ、殿下のわがままで結婚を強行しているかのような印象操作も行われた。

さらには、紀子さまがの皇族入りすることへの野心のために、殿下と結婚をしたなどという報道するメディアも存在した。このことは、現在の小室圭さんが一時金目当てで眞子さまを結婚するつもりだ、などといったバッシングとも似通っている。歴史は繰り返す――ということだろうか?

このようにマスメディアから執拗な攻撃を受け続けた紀子さまは、この時、ご自身と秋篠宮殿下の名誉を守るために驚くべき行動に出られたのだ。

「紀子さまは、この時になんと報道関係者を避けるのではなく、むしろ積極的にご自身や秋篠宮殿下との関係や内情について伝えることで、ある一人の朝日新聞の記者と懇意な関係になられたのです」(全国紙社会部記者)

その懇意となった記者というのが、朝日新聞社会部記者の内藤修平氏だ。ご結婚前の紀子さまと内藤氏のやり取りは『週刊文春』2019年5月30日号に詳しく記述されている。

記事では、紀子さまが、内藤氏に対して、果たして秋篠宮殿下との「結婚が本当に認められるのか」といった不安を口にされていたことや、「もし結婚が認められなければ、学者になりたい」といった心情を吐露された様子がありありと描写されている。

中でも、特に重要のやり取りは、紀子さまが「(結婚で)騒がれると高校生の弟が心配です」と述べられたことだ。これをきっかけに内藤氏はお二人の結婚を確信したという。その後、内藤氏は福岡に転勤となったが、紀子さまの親族がわざわざ福岡のホテルまで訪ねてきて、「結婚はまだですよ」などタイミングを伝えていたようだ。

「確かに、現在の価値観ではこのように皇族が特定のジャーナリストと懇意な関係となり、内部情報をリークして意図的にメディアの報道をコントロールすることは、メディアとの癒着であるとして非難されるべきことかもしれません。

とはいえ、当時の紀子さまはまだ年齢もお若く、皇族でもありませんでした。また何よりメディアからの大変なバッシングに苦しまれておりましたから、せめてもの自己防衛のつもりでこのようにメディア関係者と懇意な関係になられたのでしょう。このような距離感の取り方は見事としか言いようがありません」(前出の社会部記者)

実際に、当時、多くのメディアが両者の結婚を批判する中で、朝日新聞は比較的好意的に取り上げていた。そして、その見返りとして紀子さまから他紙に先駆けて、直接いち早くお二方の関係や内情についての情報を受け取っていたようだ。


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現在も秋篠宮家を好意的に取り上げる朝日新聞

秋篠宮家と朝日新聞の記者らとの関係は現在でも良好だ。最近では多くのメディアが秋篠宮家に対する厳しいバッシング記事を掲載しているが、朝日新聞は比較的に穏当な内容の記事が多い。これも、やはり、結婚前から紀子さまが朝日新聞の記者らとの交流を続けてこられ、信頼関係を形成してきたからこそ出来ることだろう。

現在、メディア報道により、バッシングや誹謗中傷などが問題となることが多いが、紀子さまはお若い頃からこのようにメディアによる悪意ある攻撃から非常に賢明な方法でご自身や秋篠宮殿下の評判や名誉を守ってこられたようだ。

「皇室とメディアとのお付き合い」といえば、数々のバッシングを鎮めてきた美智子さまが真っ先に浮かぶ。もしかしたら紀子さまの妙技は美智子さまから授けられた「花嫁教育」の一環だったのかもしれない。

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Source: 皇室 菊のカーテン